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毎日カレー生活ブログ

2007年7月1日から毎日カレー生活を刻む6800日超の19年目

【2025ネパール旅行9日目】BUDDHA LODGE & RESTAURANT(Gorakshep,Solukhumbu,Nepal)

2025年09月30日(火)
Veg. Dhal Bhat

さすがに寒いかもしれないと、上は長袖Tシャツにライトダウン、下はダウンパンツ、首にネックゲーター、足にダウンソックス、これにロッジの布団(寝袋は不使用)をかけて寝たが、少し暑くて夜中にダウンソックスを脱いだ。

5時半頃に目が覚めて、そのまま布団の中でストレッチ。今日以降はかなり歩きまくる日々になる。
6時前にカーテンを開けて驚いた。雪化粧。まだ雪が降っている。景色としてはキレイだが、歩くとなるとどうなのか…今日は Gorakshep を経由して Everest Base Camp に向かう予定。去年はこの先に進めなかったコトリちゃんと僕の未踏の地だ。

 

 

7時頃、トーストと卵の朝食。卵が生焼けだったので焼き直してもらった。こんなところで腹を壊している場合じゃないし、2020年にポカラで下痢になったのは生焼け卵が原因だったのでは無いかと思っているから。
コトリちゃんも元気そうで、体調も悪くないし、ちゃんと食べている。素晴らしい朝。

 

 

7時半出発。雪も上がり、溶け始めている。今なら滑らないようにさえ気をつければ軽アイゼンやチェーンスパイク無しで歩ける。早い時間から歩き始めた人は大丈夫だったのかな。

 

 

Lobuche に別れを告げ、自分未踏の地の新雪に足跡を付けながら歩く。
進む道の一部は氷河の上に岩や石が積み重なった場所だ。標高に応じた景色の移り変わりが体感できるのもエベレスト街道トレッキングの魅力かもしれない。じっくり歩くにふさわしい。ヘリコプターで楽に来ては逆にもったいない。

 

 

これまでのルートからは見えなかった Pumori(標高7165m)の姿が雲の隙間から見えた。

 

 

2時間半程歩いて Gorakshep に到着。今夜泊まる予定の BUDDHA LODGE & RESTAURANT に荷物を置いて、Everest Base Camp を目指す。
こんな中でも、僕らの荷物を運んでくれるポーターR君にお礼を言う。
再出発前に腹ごしらえだが、天気が崩れかねないので、早く提供してもらえそうな Tomato Noodle Soup にした。こういう所で食べるインスタントヌードルは、なぜおいしいのだろう。

 

 

11:20頃、いざ Everest Base Camp へ!
途中で雪が降ってきた。周りの山々の姿は雲の中。雪と氷河しか見えない。なんとなく地獄ってこんな風景なのかもしれないと思ったりして、こんな中でも馬を操っている地元の人がいて、なんなら馬に乗りながらスマホまでかましている。そんなことも楽しみながら歩く。

 

 

向かう途中で、これまでの行程で何度か会って顔見知りになった人々とすれ違う。カナダ人の男性、白人カップル、みんな Everest Base Camp にたどり着けた喜びと誇りを表情に浮かべている。ハイタッチ。

 

 

12:50、僕らも Everest Base Camp に着いた。雪で眺めは全然よくないが、残念な気持ちも全然無い。コトリちゃんとガイドSさんと三人でここに来られたことが嬉しい。そして誇らしくもある。単なる高揚感とも違うし、落ち着いた幸福感とも違う、初めての感情が自分の中から湧き出してくる。目からは涙が出てくる。
もし、社会生活で何の役に立つのか?と問われても、答えはない。でも、社会で役に立たないとしても、それは無意味や無価値ではない。

 

 

決していい条件とは言えない中、今ここに何十人もいることが非常におもしろい。もっと高所まで登山をする人への尊敬の念も改めて感じる。ぐちゃぐちゃな気持ちのまま帰路に着く。

 

 

力尽きてしまって、帰りは待機している馬に乗せてもらう人がけっこういる。帰りは歩かずにヘリコプターで帰ってしまう人も多いらしい。もったいない。

強弱を繰り返しつつ雪が降る中の帰り道も、これまで顔見知りになった人とすれ違う。
インドネシアのお兄さんもいた。苦しそうな顔をしているので You’re almost done!と声をかけてハイタッチ。(ちなみに、カナダ人の男性が僕を励ましてくれたパクリ)

 

 

14時半にはロッジに戻り、ゆっくり休憩。食堂で僕らが座っていた席の近くのストーブをスタッフさんが点けてくれて温かい上に、濡れたウェアも乾かすことができた。

17時半頃、ガイドSさんが部屋に呼びにきた。何かと思ったら「ヌプツェとエベレストが見える!」と。一時的に雲が晴れたようで、圧倒的な景色が見られた。

 

 

夕食のダルバートもおいしかった。ちなみにアツァールは瓶があって自由に盛れるスタイルだった。

 

 

さすがの標高5200mで息も上がるし、血中酸素濃度も低い。少し不安だが自分を信じて深呼吸。
すると血中酸素濃度は上がる。肺の機能は生きている証拠だ。

とはいえ、去年問題が起こったのが Lobuche でよかった。ガイドさんたちにとっても Gorakshep は色々な意味で我慢が必要な環境だそうだ。

夕食後にサンタさんと明日の朝天気がよかったら6時頃に丘に登ろうと言う。
さあ、どうなるか。