
2025年10月04日(土)
TOFU THAI CURRY BOWL
耳栓無しで眠れる快適な夜。ダウンソックスを履いたまま朝まで寝られたのは、寒かったのか、疲労の影響で暑さで目覚めなかったのか、理由は不明。
朝早い飛行機が予約できているらしく6時前に集合。そのため5時前起床で準備開始。
歯磨き等の身支度も済ませトイレも済ませ(ちなみに快便)、荷物をまとめてロッジの食堂でミルクティーだけ飲む。朝食はカトマンズで食べる予定。

トレッキングのハイシーズンになると、混雑を避けるためKathmanduからLuklaへの直行便が減り、Luklaへの便はKathmanduから車で数時間かかるRamechhapの飛行場から飛ぶという運用になる。去年の春はそのRamechhapの飛行場からだった(しかも航路の視界不良により3日間遅延)。ガイドSさん曰く、Lukla便のKathmanduからRamechhapへの切り替え計画は突然決まり、今日も一部はRamechhap行きになるらしいが、僕らはKathmandu行きの席を予約できているそうだ。
どんなカラクリなのか?もう少し詳しく聞いてみると、昨日から泊まったロッジ HOTEL THE NEST LUKLA の社長が手配してくれる、という回答。もっと遅い時間の飛行機であれば、呼び出されるまでロッジで待つこともできるらしい。社長は飛行場または航空会社の重役だったりするのだろうか。結局カラクリはわからない。

6時前、ロッジの外に出て目の前の飛行場を見ると、僕らが利用する SITA AIR の機体が駐機されているものの、小雨が降っている。これで飛ぶのか?
そのまま徒歩で飛行場へ。チケット窓口の列に並んでいると、我らがガイドSさんが誰かに名前を呼ばれ、荷物の重量を計測し、すぐチケットを渡された。またもや裏技か何かで窓口の列をショートカットできている気がする。カラクリがわからない謎を抱えながらも恩恵に与る。
直後、お尻のポケットに違和感。やばい、部屋の鍵を持って来てしまった。正直にガイドSさんに伝えると「そこに社長が居るから渡せばいい」とのこと。さっきSさんの名前を呼んだのが、ロッジの社長だった。正体不明のその人に謝りながら返して、鍵問題はあっさり解決。
セキュリティチェックを済ませて待合室へ。
去年は緊急事態によりヘリコプターでKathmanduへ戻ってしまったので、ここテンジンヒラリー空港の待合室は初めてだ。薄ピンクの壁がかわいい。


7時前。あいかわらず小雨ながら、視界は悪くなさそう。
航路上に雲がかかって視界が悪いと山に激突してしまう危険性があるため、雨よりも雲のかかり具合で飛行可否の判断がされるという。ちなみに、滑走路が短く崖の上のため、風が強くても離着陸ができないらしい。今は風も弱いからきっと飛べる、ガイドさんはそう言っている。パイロットらしき人が準備をしているので、飛ぶ前提で進んでいる様子。僕らが乗る予定の機体はKathmanduから離陸できたという情報も入った。が、この段階でもまだ安心できないのは去年の経験から知っている。
心配しつつ待っていると、僕らが乗る機体が無事に着陸。準備ができたら乗り込むことになる。
待合室を見渡すと、顔見知りになって一緒に写真も撮ったカナダ人男性がいた。近づいて同じ飛行機か確認すると、彼のチケットはRamechhap行きだった。
「僕は英語が下手だから気持ちを表し切れないけど本当にありがとう!お元気で!」そう下手くそな英語で伝える。きっと人生これ切りの別れになるだろう。涙が出る。

7時半前。濡れた滑走路から離陸。晴れていれば山が見えるはずの右側に座ったが、窓の外は雲だらけ。景色どころかKathmanduに着けるのか、色々な意味で雲行きが怪しい。

30分程してKathmanduに着陸できたものの、激しめに雨が降っている。国内線ターミナルの建物までの移動バス内はびちょびちょ。

ガイドSさんがタクシーを捕まえてくれて、Thamelの KARMA Hotel Nepal へ。
朝食を食べてKathmanduに戻って来られたことを実感した。
ガイドSさんにプレゼントの手袋とチップを渡し、いよいよお別れだ。まあ旅行会社も近いのでばったり会う可能性はあるけど。とにかく、去年春と今回と、本当にあなたがガイドでよかったです。また機会があったら指名したい。レインポンチョを羽織ってバイクタクシーに乗って帰って行った。それを見送る。

それからは部屋でゆっくり過ごす。疲れてるし、大雨だし。
ネットで現地ニュースメディアを見ると、Nepal一帯が大雨で国内線飛行機運休。足止め客で空港に人が溢れている。ネパール政府からも移動を控えるようアラートが出た。
本当にぎりぎり帰って来られたようだ。


それでもThamelエリアは割と平常で、去年も入り浸った4STORIESというカフェで豆腐タイ風カレーライス。世界のどこでもない感じがとても良い。



ホテルで温水シャワーを浴びた。
自己実現ってこのことだったのか…と思える気持ちよさ。


