
2025年10月08日(水)
Palak Paneer, Egg Biryani,Buff Jhol Momo,Garlic Naan
今日もぐっすりではなくたっぷり寝て、自然と目が覚めた。
昨日の夕食においしいカツ丼を食べたNAGOMIという日本食レストランで、ネパール人のお客さんが「ショウガヤキ」と注文していたり、サービスとして出してくれた小皿が何の料理か質問したら若き男性店員さんが「オコノミヤキ」と答えてくれたり、今風の言葉で言うとエモかった。なんてことをぼんやりした頭で考える。日本から出ることで、自分の中に染み付いている日本らしさを感じた瞬間かもしれない。
スマートフォンをチェックすると、いくつか連絡が届いていた。
ひとつはたまたま時期が重なって明後日初めてネパールを訪れるという知人Mさんから、大雨の影響の心配やThamelの薬局についての質問。もうひとつは高校時代の友人(コトリちゃんとも共通の友人)から安否確認の連絡だった。
大雪の影響でエベレストベースキャンプ付近で何人もが孤立し遭難しかけているという情報が日本でも流れたらしい。それはチベット側の話で、少なくとも僕らは無事だと返信した。
トレッキングのハイシーズンになると、Kathmanduの空港の国内線が混雑するのを避けるため、Kathmanduから車で数時間かかるRamechhapの飛行場が使われるが、そのRamechhapまでの道も大雨の影響で遠回りが必要な状況らしい。
今回の僕らはスムーズすぎるくらいに行程を進めたのは、本当に運が良かったと改めて感じる。
朝の支度も整って、向かうところは昨日のうちにに決めていて、今朝になっても気が変わっていなかった。
長野県東御市にある mimi Lotus の店主ミミさんこと吉池さんに教えてもらった、ミミさんとも親交がある軽食屋さんだ。僕が寄る中では最もローカル感が強いお店でGoogleMapにも出てこない上に店名さえよくわからないが看板にネパール語で ramro khaja pasal(素敵な軽食店)と書いてある。
ここのお店の店主ご夫婦が穏やかで、コトリちゃんは「ネパール穏やか連合の会長」と喩えている。絶妙。
去年訪れた時にミミさんの話をしたり、写真を撮らせてもらったりした。その写真をプリントして持って来たので渡したい。これは、もはや僕のわがままな願望だ。

写真を渡して、ミミさんの話をして、僕のスマートフォンを見せながらミミさんの著書やInstagramの中にお二人やこのお店が載っていることを知らせる。
お互い英語は不得意なので、何を話してるのかわからない部分もあるけど、伝わってる実感はある。ほんの少しだけ勉強してきたネパール語も意外と役に立つものだ。
おそらく個人の写真がプリントされることはあまりないのだろう。写真を渡しただけでも笑顔で喜んでくれている。
スマートフォンを見せながら説明をすると、常連客らしき人も加わって、画像をアップにして「おお!俺の友達のコイツまで載ってるぜ」と多分そう言いながら見せあったりしている。色々な人の手に渡っている僕のスマートフォンもきっと喜んでいる。でも、この中で他ならぬ僕自身が一番の喜びを感じている自信がある。誰とも争うことのない平和な自信。

もちろんエベレスト街道にも僕が見たかった景色があったが、今まさに目の前にある談笑している様子を、僕は見たいと思ってきたのかもしれない。そうか。これがしたかったのか。自分。
チヤを飲みながら朝の素敵な時間は心身に刻まれ、この滞在期間中にまた寄ることを約束した。


今日という日にも満足してしまった僕らが、ちょっと早いが昼食に選んだのは中国系の料理店。


去年はコトリちゃんが高山病の影響で胃腸炎だったため、Kathmanduで色々なものを食べてみる意欲が無かった。今回は健康なので、色々なものを食べてみる余裕も意欲もある。これがまた嬉しい。

牛肉麺と羊肉湯と羊肉串、どれも香りは強めだが味わいは優しいという印象で、僕の食生活の中では珍しい感覚。おいしい。

無限のお金と時間とあと消化能力があったら、もっと食べられそうだが、生憎どれも持ち合わせていない。だからこそ丁寧に味わうのかもしれない。

午後は初めて寄るPumpernickel Bakeryというカフェでゆっくり。上の階の客席の居心地がいい。若い店員さん達から漂う未来を信じているような雰囲気もあいまって好印象。


街の人々もこつこつ働いているように見え、自分と比べてしまう。落ち込んでいる場合じゃないので、見習いたいと思いたい(つまり思えてないない)。街角では恨まれているような視線を感じることもあるが、どれもこれも自分の心的なものを反映させてしまっているだけかもしれない。

夕食はGreen Villy Restaurantへ。観光客が集まるThamelならではかもしれないネパール料理からハンバーガーまで色々ある言わばファミレス。こういったお店を観察したいみたいな気持ちで入ったらアニメから出てきたみたいな可愛らしくて小憎らしくい少年の店員さんがいて、めちゃくちゃ楽しい。





