
2025年10月11日(土)
Chicken Khana
6時半頃に目が覚めた。静かなのもあってよく眠れた。
Instagramに表示された機能のエベレスト街道の様子の動画を見ると、渋滞とまではいかなくてもかなり混雑している様子。その場に居たらそれを楽しめるのだとも思うが、自分が歩いていた時の混雑具合はちょうどよかったなと思う。たくさんの人とすれ違うタイミングもあれば、ガイドSさんとコトリちゃん以外は視界に誰もいないようなタイミングもあった。
ここで行動できるのは今日と明日。滞在日数の残りが少なくなるにつれて、変な気分になる。ずっとここに居たいわけではないけど、帰りたいわけでもなく、寂しいような、明るいような、やり残したことが特に無いからこそ、やり残しがあるような、欲張りなような……
とりあえず朝散歩に出かける。
フロントでは今日も「朝食をどうぞ」と言われたが、散歩後にする旨を伝えた。特に目的も無いし、お店も開いていないし、人や車やバイクも少ないので、ゆっくりキョロキョロ。

セブンイレブンという名前のホテル。


お掃除をしている人。

開店前に商品の配置をしている人。


朝市の方まで行くと人人人。見回りの警察官。


ガイドさんに説明を受ける外国人グループ。バクタプルヨーグルトを買うコトリちゃん。


鳩がたくさん集まる広場。移動式の包丁研ぎ屋さん。

鉄筋コンクリートの建物を人力で解体する現場。
何もかも新鮮な風景。
ホテルに戻って朝食をいただく。

いつもコーヒーを淹れてくてる女性スタッフに、今日はカフェラテをお願いした。カフェラテもおいしい。僕の中では彼女がカトマンズナンバルワンのバリスタということにしたい。

部屋で少し休んでから、早めの昼食に出る。
また行きたいお店がたくさんある中で、今日の僕らが選んだのはローカルなダルバート食堂。4日ぶり、この旅では2回目、人生では3回目のSundar Bhojanalayaへ。

オーダーの作法が合っているのかわからないが、今日は席に座って店員さんに念を送ったら「Chicken? Mutton?」と聞かれたので、僕は「Mutton」でお願いした。コトリちゃんは第3の選択肢、お肉のカレーが付かない「Veg」でお願いした。

本当に何もかもがおいしい。

ダルは、やや強めで完璧な塩加減かつ焦がし気味のクミンが印象的でフレッシュコリアンダーもいい仕事をしている。使っている豆はマスールだけなのかどうか。僕の味覚では判断つかない。

同じく完璧な塩加減で、トマトの酸味もけっこう強いチキンカレー。記憶ではNamche BazaarのHOTEL8848にチキンカレーにも似ている気がする。あれも非常においしかった。

じゃがいもメインのタルカリが、おかわりのタイミングでマッシュルームになって、それがまたおいしい。
何よりご飯もおいしい。
総合的に見て本当においしい。ぶっ飛ぶ系じゃなくて、しみじみおいしい。
たくさん食べても、食後は意外とスッキリするのも好ましい。

僕の理想はこんなダルバートかもしれないとも思うし、お店それぞれ違った魅力があるけれど、正直言ってしまうと、他のお店の印象が霞んでしまいかねないレベル。
こんなダルバートを作れるようになってみたい。
食後は4日前に寄った刺繍屋さん、ではなく業態変更してアクセサリーショップになったお店に寄って買い物をする。
店内もじっくり見て、僕は紐編みブレスレットを、コトリちゃんは何かの石が付いた指輪を買った。トモダチプライスと言っていたけれど、おそらく高めに言ってきている気がする。が、去年も今年も仲良くできて嬉しいので、値切りはしない。
買い物を済ませた後、ちょうど他にお客さんがいないタイミングだったのもあって、店内でおしゃべり。「ネパリティーは好きか?」と聞かれたので、もちろんだと答えると、どこかに消えた。この隙に万引きし放題だけど、当然しない。
ミルクティーを買ってきてくれて、新聞を敷いた上に置いてくれた。飲みながらおしゃべりは続く。

刺繍屋は目や腰が疲れる上にあまり儲からない。しかもテナント家賃が上がっていくので、思い切ってアクセサリーショップにした。金のアクセサリーを扱えば利益率がよく儲かりそうだが、旅行者向けのこのエリアで売れる価格帯ではない。親戚の結婚式か何かでインドのウッタルプラデシュに行った。自然を大切にしないと人間は終わる。等々、本当に色々な話をした。
物価が高くなって疲れるという話になって、ネパール語で「疲れる」は「タケー」と言うらしい。最終的には「高い&タケーだね!」って言って大笑いした。
その後は、2017年にも寄ったお店でお茶を買った。7年前の写真を見せたら喜んでくれた。
3日前に寄ったPumpernickel Bakeryで、今度はチーズケーキがあったが、チーズケーキよりもトイレ内の絵に覗かれているのが気になった。


また食べたくなって、一昨日行ったEVEREST MO:MO CENTERに行ったら、やっぱりおいしかった。



ここには書き切れない程の、取るに足らないかもしれないけど大切な時間を過ごす。