
2026年04月01日(水)
WEEKLY SPECIAL CURRY「せせりと玉子コク旨マサラ」もりもりセット
自分の心模様としてはずいぶん思い入れのあるお店のはずだが、実際は三度目という中野の大好物店パハルガンジ (PAHARGANJ)にてランチ。

ここ数日の「パンチ」への理解を深めようdaysの一環でもあり、そうじゃなくても行きたいお店でもある。

今日は、週替わりカレーのA「せせりと玉子コク旨マサラ」を、ランチの「もりもりセット」でお願いした。

もう一度食べたいシグニチャーカレーの「名物!濃厚リッチなチキンカレー」は同行したコトリちゃんが頼んだので、ちょっと分けてもらうことにする。

もりもりセットのサラダが本当にもりもりだから、初めて訪れた時から信用できる!と思っている。
もしかしたら、味のおいしさよりも信用に至るポイントかもしれない。
もちろん味としてもおいしい。
マスタードオイルの使い方が絶妙で、この手があったか!という驚きもあった。

キッチンの方から、いい香が漂ってきて、ニタニタしていたら、今日のカレーである「せせりと玉子コク旨マサラ」が運ばれてきた。
写真にはきちんと写っていないが、湯気が立っていて、これが香りを運んでいたのか!と視覚的にも理解できる。
今のところ、僕の思う「パンチ」の要素に、ひと口目のインパクトというのがある。
だから、いつも以上に、ひと口目を慎重に口に運ぶ。
メニュー名にある「コク旨」という言葉に反して、シャープで爽やかな印象の味と香り。と思った次の瞬間、ぶわーっときた。
思わず笑ってしまう。
食べ進める途中で、卵を崩して混ぜるとシャープさが軽減され、まさにコク旨になった。

ひとしきり楽しんだ後で、コトリちゃんから「名物!濃厚リッチなチキンカレー」を少し分けてもらって食べた。
すごい!
記憶の中にかなりおいしいと残っていたものの、それを超えてくるおいしさ。
再び、思わず笑ってしまう。
相当な甘口カレーだけど、これもある種の「パンチ」なのかもしれない。
どちらのカレーにも共通して言えるのは、スパイスを確かに使っているが、スパイスだけに頼らない(というか任せ切らない、というか役割を押しつけていない)ということだろうか。
あと、日本米ご飯(新潟県産コシヒカリ)によく合うということ。
これが、なんと、おかわり自由なので、半量くらい追加でいただくことに。

そして持ってきてもらったご飯だけを食べてびっくり。
表面に塩がついているではないか。
このひと手間で僕の中の信頼感がまた上がった。
もはや、ご飯だけでもうまいのに、うまいカレーと合わさるんだ。うまいに決まっている。
でも、どうやったらこんなの思いつくのかわからん。
やってみたらこうなっただけではなさそうだから余計にすごい。


あと、皿の上の付け合わせ以外に、きゅうりのキューちゃんを持ってきてくれて、これがまたいい。
色々と自家製のものだったりを使っているであろう中で、既製品を使うところは使っているのが、なんかいい。
それでいて下品にならない、それどころか品の良さを感じさせるあたり、理屈を超えているのかもしれない。
少なくともそれを言い表す言葉を僕は知らない。

食後に自家製チャイを飲みながら、店主のリョウマさんと「パンチ」について話した。
様々な「パンチ」があるのだろうと思い至る。
「パンチ」としか言いようのない何かがあるわけではなく、何かを端的に表そうとする時に「パンチ」が用いられるのかもしれない。
そう考えると「おいしい」にも同じような側面がありそうな気がしてくる。

まあ、食の体験を言葉にしようとすること自体に限界があるということか。
はたまた言葉にするとズレまで一緒に言葉に乗るということか。
食べてみてもわからない場合だってあるが、食べてみないとわからないかどうかもわからない。
もう何を言ってるのか自分でもわからない。
おてあげ。
今日も生きてカレー食べた
明日も生きてカレー食べる
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