
2025年11月08日(土)
濃厚さ日本一?! トマト、玉ねぎ、カシューナッツを丁寧にじ〜っくり煮込んだ、一味違うチキンカレー 他
先日のネパール旅行のエベレスト街道トレッキングが幸運に恵まれ、全行程がほとんどトラブル無くうまく進んでいた裏で、実は僕の家族が二人も骨折していた。
それを、カトマンズの空港で帰りの飛行機を待っている時間に電話で知らされた。
なんていう残念こぼれ話もある。
(今は二人とも退院しました。)
留守時に何かあった時の、うちのアパートの大家さんの連絡係のお礼や、一族の幸運の恵みを僕とコトリちゃんが使い切ってしまったかもしれないお詫びを兼ねて、家族を食事に誘った。

というわけで、前にランチで訪れて、めちゃくちゃおいしくて、ディナーも来たいと思っていたお店、中野のパハルガンジ (PAHARGANJ)へ

お礼やお詫びなのに、自分が行きたいお店を選んでも、OKを出してもらえちゃうから、やっぱり僕は恵まれてる。


僕とコトリちゃんがお酒が飲めないから、お店に悪いかなと思って、飲める家族を連れて行ったものの、ノンアルコールカクテルもあって、おまかせで作ってもらえる。そして、おかわりもバリエーションで作ってくれる。
これが、最初はストロベリーやライチのベースで甘さ控えめ、そのうちトマトベースで甘くない、とかいい感じ。


まず食べたのは、パニプリから始まったスパイス前菜5種盛り合わせ。
これは、その時々で何が盛られるかは変わるのかもしれないけど、振れ幅も各々のおいしさもすごかった。
やばい。これだけで満足するわけにはいかない。いや、満足してしまってるんだけど。困ったので、こちらの意向を伝えて提案をもらったりして、次はコリコリ豚タンビネガーマサラ。
香りと味が料理の基本だと思いきや、香りと味の間に食感があるのを思い出した。
あと温度もあるか。
なんにせよ、全方位的においしい。

そして、黒舞茸「真」と有頭甘エビのソテー。
普段の生活では耳慣れない食材の組み合わせ。どちらかというと中華な方向性。
濃いめの味つけで、ビシッときた。
え?もしかして、出すタイミングで塩加減とか変えてる?
その可能性もあるし、さっき提案されたのは、このタイミングでこれを食べるとビシッと味わえるからなのかもしれない。
これまた、おいしい。

必ずカレーを食べたい。

以前訪れた時のランチメニューには確か「名物!!濃厚リッチなチキンカレー」と書いてあった、パハルガンジのシグニチャーカレーが、今日見たメニューには「濃厚さ日本一?! トマト、玉ねぎ、カシューナッツを丁寧にじ〜っくり煮込んだ、一味違うチキンカレー」と書いてあった。
わかりやすいが長ったらしい。憎たらしい。つまり好き。


そして壁に貼ってある週替わりカレーも頼んだ。
豚ハラミ赤ワイン煮込み
クリーミーキーマ焦がしチーズ


さらに、どこにも書いてないけど豚の角煮カレーもあると言う。
家族に相談すると、全部いっちゃおうと言う。
この家族の一員でよかった、とは恥ずかしいから言わない。

テーブルの上に4皿並んだ時の景色が素晴らしい。
それぞれのカレーが、それぞれの名称通りの味わいで、ひたすらおいしい。
それでいて「なにこれ!?」という驚きもある。

食べておいしいという料理のシンプルな楽しみ方もできるし、理屈で考えてもおもしろいという楽しさまである。これはこのお店の料理たちに共通する特徴と言えるかもしれない。
で、シェフのリョーマさんに、この中のひとつのカレーの組み立てを教えてもらったら、すんごいことになっていて驚いた。
やっぱり理屈で考えてもおもしろいというのは間違えじゃなかった。
どんな組み立てなのかは、ここには書きませんよ。
家族もおいしいおいしい言って喜んでくれたし、ありがとうとまで言われた。
僕はお金を払うだけで、おいしさとおもしろさと驚きと、色々な楽しみ方ができて、感謝もされる。
そりゃあお金を手にするのは楽じゃないけど、それにしたって恵まれてる。
今日も生きてカレー食べた
明日も生きてカレー食べる